ワガママ、我儘、

私は、時々自分のなかにある感覚に名前をつけてはしっくり来る、いややっぱり違うなとか考えたりする、その中に厄介な感覚がある ワガママ そいつは常に付き纏い何かと顔を出しては我が物顔で心の真ん中に居座っては、あーでもないこーでもないと言っってきやがるめんどくさいやつでワガママは理解されたいといつも言い、難しいことではないはずなんだと涙を浮かべている。私は必死に説得した自分から理解していこうよ!怖がらず自分の言葉で伝えて行こう!または自己嫌悪の渦中に居るかの如く批判を浴びせた、理解されたいしかし理解されないこの状況を使って気持ちよくなりたいだけだ、大した事ないのに理解されたいなんて傲慢。

どの言葉もワガママには届かなかった、唯一気を紛らわせるのは私が理解してあげようとするときだけだった。私はワガママを理解したい辛さも喜びも愛しさも悲しみを真に味わうことができるのは私だけなのだから。